2022年3月10日 |
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マシニングセンタという工作機械を使って機械加工を行うマシニング加工。
プログラムに沿って複雑な加工も行えるので、機械加工の現場では高い精度が求められる部品作りに欠かせない存在です。
マシニングセンタの種類には一体どんなものがあるのか、またマシニング加工はどういった手順で行うのか。
この記事では、そんなマシニング加工について解説いたします。
マシニング加工とは、NC工作機械の一つ、マシニングセンタという機械を使った機械加工です。
NC工作機械の「NC」とは数値制御を意味し、「Numerical Control」の略になります。
また金属加工の現場では、マシニングセンタ(Machining Center)を略して「マシセン」や「MC」と呼ぶことも。
マシニングセンタは素材を固定し、刃物を回転させ加工する工作機械加工です。
ドリルを使って穴をあけたり、エンドミルなどの回転工具で素材を削ったりと多種類の加工をプログラム通りに1台の機械で切削加工の作業を行います。
機械が自動で加工を行うため、機械の使い方さえ理解していれば技術も必要なく、作業も最小限に済ませることができ、時間の短縮にもなります。
またマシニング加工は旋盤よりも自由に刃物を動かすことができ、加工形状の自由度が高く複雑な形状の加工が可能になります。旋盤に比べて加工の自由度は高いとはいえ、基本的に直線運動なので角・板形状の加工に適しているのが特徴です。
ボール形状エンドミルによって複雑形状の加工も可能となり、自動車の部品や電子部品など高い精度を求められる幅広い製品に重宝されています。
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