動画初登場!
台詞棒読みご容赦ください。
代表者 | 阪井 博史 |
---|
役職 | 代表取締役 |
---|
趣味 | 最近始めたゴルフ(付き合いになりません。下手すぎて)、お酒(少しだけ。笑) |
---|
阪井金属製作所の前身はネジ商社です。
なぜ私が海外調達を決断するに至ったか、
その理由をお話ししたいと思います。
約10年前、
会社の業況(債務超過)も良くない時期に
私は飛び込み営業をしておりました。
アポ無しの飛び込み営業、
そこである購買担当者にこう言われました。
" 我々の業界は中国や韓国と
熾烈な価格競争をしている。
日本製にこだわりはない、
とにかく安価で品質の良い製品を
提供して欲しい。"
" 私の仕事は購買業務。
1円でもコストを下げるのが
ミッション。
下げられなければ私はクビです。"
その言葉を受けて、
私は中国にコネの無いまま
工場開拓に向かいました。
何とかサプライヤーも見つけて
当初は順調でした。
売り上げも順調に上がって行きそうな、
そんな時に事件は起こりました。
お客様から呼び出しを受け、
納入した製品を見てみると
SUS316で納品したはずが
見事に錆びて(!)いたのです。
ミルシートも出したのに、
なぜだ!
何かの間違いだ
と思っていましたが、
分析に掛けると
判定はSUS416。
既に製品は溶接、組立されていたので
ユニットごと交換となりました。
残り僅かな納期で
見ず知らずの工場に泣きつき
頭を下げ、
ギリギリで納入となりました。
後日、お客様に謝罪の訪問をすることに。
訪問前、
我々では支払えないくらいの
ペナルティを課されるのでは無いかと
眠れぬ夜を過ごしました。
ただでさえ債務超過の会社。
祖父が興した会社を
潰してしまうのでは無いか、
潰れるならスタッフの雇用は
お客様にお願いをできないだろうか、
そんな事をずっと考えていました。
厳しいペナルティは課されましたが、
担当者様、そして弊社の専務の尽力もあり、
何とか窮地をしのぐことが出来ました。
中国工場にも賠償を求めましたが、
担当者は既に姿を消した後でした。
中国で裁判を起こそうとも考えましたが、
中国人の友人に時間の無駄になると
諭されやむなく断念しました。
その他にも、
前払いをして逃げられたり、
納期が間に合わず
ハンドキャリーで関空まで
製品を取りに行き、
そのままお客様のラインに
ギリギリ乗せたりと
様々な(辛い)経験をしました。
ですが、この様な経験は
我々で良かったと思っています。
エンドユーザー様が、
この様なトラブルに巻き込まれでもしたら、
納期どころの問題ではなく、
厳しいペナルティ(会社、ご担当者様とも)を
課される可能性だってあるのですから。
それを未然に防ぐのが
我々のミッション(使命)
そう決意しました。
私たちが取引の中に入れば、
当然中間マージンが発生します。
しかしながら、
予備知識のないまま
リスクの大きい海外取引を始めるより、
我々に品質、納期の
コントロールをお任せいただく事が
最善の道ではないでしょうか?
その後、
光学系のメーカー様と取引が始まり、
試行錯誤しながらも
社内の品質管理に取り組み、
検査機器、検査冶具、測定器を揃え
2020年度は
不良率0.0034%
という海外調達では
驚異的とも言える
不良低減を達成いたしました。
日本では需要過多のため、
どうしてもコストを合わせるとなると、
海外調達を行う必要があります。
その時に
我々をお客様のそばに置いて頂ければ、
リスクを未然に防ぎ、
お客様の杖となる存在になれるかと
思っております。
加工屋さんに
問い合わせを入れたのにも関わらず、
愛想の無い対応、
無遠慮な対応にあった事はございませんか?
金属加工.netでは
スタッフは全員懇切丁寧な対応を
心掛けております。
何よりもお客様への対応を
大事にしております。
メール、FAX、お電話で
お問い合わせはお気軽にどうぞ。
まずはメール、FAXで
ご連絡いただけると助かります。
万が一、返事が遅れてる場合は
お気軽にお電話でご連絡くださいませ。
皆様のモノ作りの発展を願っております。
ありがとうございました。
株式会社阪井金属製作所
代表取締役 阪井 博史
弊社、社長の阪井がBplatz pressに掲載されました。社長就任前の厳しい時代から現在に至るまでの足跡が綴られています。
詳しくはこちらから
▼紙面記事
http://bplatz.sansokan.jp/archives/6629
▼Bplatz press 5月号 全ページ
http://bplatz.sansokan.jp/archives/category/201605
▼Bplatzのfacebookページ
https://www.facebook.com/bplatzpress