2021年10月08日 |
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どんなに複雑な形状でも実現できるのが切削加工の特徴なのですが、なかには苦手とするものや、実現できない形状もあります。
これらの苦手要素を設計や工程で解決しながら製作するのも加工業者の技量に関わってきます。
今回は、切削加工をするうえでどういった形状が難しいとされているのか。
またそれらをどう解決して部品を製作するのかについてご紹介いたいします。
上記のような形状の場合、切削加工ができない部分を、ワイヤー加工、放電加工など他の加工工程と組み合わせて実現する方法を探っていきます。
こうして角のところはR(アール)に変更するなど、設計を変更してもらいます。
今回、切削加工ができない材質や形状についてご紹介しましたが、実際のところは基本的に刃物があれば、5軸加工機といった現在の最新工作機械と複雑なプロクラムを作るソフトのCAMを駆使しながらほとんどの形状は実現が可能です。
ただし、複雑な形状ほど加工時間がかかりコストも上がります。
どんな加工にも対応できたとしても、設計や生産のコスト、加工納期の問題が発生するのです。
加工をするのも基本的には設計者の設計次第。
部品加工であれば、全体の組み立て図を元に部品形状の見直しをすれば回避出来る例もあります。
「こんな部品製作は可能か?」「こんな加工は実現できる?」というようなことがあれば、まずは一度ご相談ください。
阪井金属製作所ではご用途に応じてさまざまな金属加工提案を行い、経験豊富なスタッフがお客様に寄り添いながらモノづくりでのお悩みやお困り事を解決いたします。
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