2022年2月24日 |
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四角いものの加工に適している「フライス加工」。
素材を固定し、刃物を動かして削ったり穴をあけたりするので、加工形状の自由度が高くなります。
そんなフライス加工は、使用する切削工具によって、加工手順や出来上がる製品が異なります。
この記事では、4種類のフライス加工の手順についてご紹介。
具体的にフライス加工でどんな製品が作られているかについても見ていきましょう。
フライス加工とは、素材を固定した状態で、刃物を回転させ、削ったり穴をあけたりする加工方法です。素材を削る切削工具には、ドリル、エンドミル、タップ、リーマ、フルバックなどがあります。
フライス加工の利点は、素材を回転させて刃物をあてて削る「旋盤加工」よりも、自由に刃物を動かせること。加工形状の自由度が高く、複雑な形状の加工にも対応しています。
加工の自由度が高いフライス加工ですが、基本的に直線の運動をするため、角のあるものや板の形状など四角いものの加工に適しています。
なお、丸ものの加工に適している「旋盤加工」については下記の記事にまとめています。
フライス加工でどんな製品が作られるのか、くわしく見ていきましょう。
フライス加工では、部品を取りつける板状のものや、取り付け穴、取り付けネジの加工に使用されることが多くなります。
直線的な加工を得意としているため、部品をはめ込むための段差や溝をつくる加工、はめ込む部品本体での加工などに使用されることも。その他には、旋盤加工した製品に対して、取り付け用ネジや穴をあける際に、フライス加工が施されています。
そしてフライス加工は、刃物を自由に動かすことができるので、広い面での切削も可能に。たとえば四角形状の板6面全てをフライス加工し、高精度の四角形状に加工することもできるのです。
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