2021年09月15日 |
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複雑な形状にも対応し、高精度な加工部品を作ることができる切削加工。
その高い精度のおかげで、精密さを必要とする多くの製品に活用されています。
半導体装置から医療機器、電子部品など業種を問わず、切削加工は工業製品の製作過程においてなくてはならない機械加工技術ともいえるでしょう。
そこで今回は、切削加工の精度の高さの理由をご紹介いたします。
上記でもご紹介したとおり、切削加工では些細なことで加工精度に影響が出ることも。
そのため、切削加工を行う際は温度管理や機械管理、切削工具の摩耗管理は欠かせません。
機械管理では、クルマと同じでオイル交換や日々の異音などの設備点検を行います。
またこれらを扱うスタッフには、図面の理解や工具・設備点検、プログラムや工作機械の教育などが重要となってきます。
特に阪井金属製作所では工程内検査(IPQC)を重視しています。
協力工場がきちんと点検や管理を行っているかは、現品票に必ず担当者名のサインを入れてもらって管理しています。
また中国生産の場合は、品質管理担当が出荷前検査(OQC)に立ちあい、出荷前の最終チェックを行っています。
一部の製品に関しては、国内での検査を行ってトリプルチェックをしています。
こうした測定機器の日常及び定期構成管理、検査員の教育などは当然ながら、5S、業務開始終了時の設備点検、定期的な構成管理、設備更新、社内勉強会などを行いながら日々製品の向上に努めています。
阪井金属製作所ではご用途に応じてさまざまな金属加工提案を行い、経験豊富なスタッフがお客様に寄り添いながらモノづくりでのお悩みやお困り事を解決いたします。
金属加工から試作、デザイン、設計、製作(組み立て)まで幅広く対応。海外調達でのコストダウンや100社以上と連携する町工場ネットワークによる業務の効率化の提案など、金属加工でのお悩み事をご相談いただけます。
また、日本のモノづくりを守っていくためにも、モノづくり企業の業績回復や事業承継などのアドバイスも行っています。事業でお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。
HP内にある問い合わせフォームもしくはお電話、FAX、メールにて承っています。
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