2022年2月10日 |
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金属などの素材に切削加工を行うと切りくずが発生しますが、時には切りくずがうまく排出されず、刃物に影響を与えることがあります。
これが「むしれ」となり、思い通りの形状にならず加工精度を落としてしまう場合も。
今回は、そんな切削加工におけるむしれの原因とその対策についてご紹介します。
切削加工は工具が進むことによって鋭利な刃によって金属などの素材が削れていきます。
これが「切りくず」と呼ばれるものです。時には切粉(きりこ)やダライ粉などとも呼ばれることも。
切りくずは材質や工具を当てる角度、切り込み量や回転数など加工の条件によってさまざまな形状になります。
切削温度によって色も変化し、厚みやカールの半径など切りくずの情報からどんな切削加工をしているかが分かるようになっています。つまり、切りくずは金属加工において大事な情報源でもあるのです。
むしれの原因を説明する前に、まずは大きく関係する切りくずについて代表的な例をご紹介したいと思います。
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