台湾調達のポテンシャル(潜在した可能性)を考える

2018年1月11日

先日、ある案件が動くことになり、
工場監査の為に台湾に行って来ました。
実は初の台湾でした。

中国にはもう数十回と足を運んでいるのですが、
台湾には全然縁がありませんでした。
 

イメージとしては
日本よりも安価で中国よりも品質が良い。

言い換えれば
「帯に短し襷に長し」的なイメージを
持っていました。
 

それが台湾に行って
街を見て工場見学をして
気付いたことがあります。

まずは街並みを見ると
日本と比べると少し厳しいですが
ゴミも少なく綺麗な街並みです。

電車に乗ってみると
横入りする人もいなく
(少なくとも大阪以上の)
マナーの良さが見受けられました。

また、お年寄りを見かけると
席を譲られる人を良く見かけました。


凄く気質の良い人が多い(^^)
 

工場で打ち合わせした際も
今回の交渉は非常に問題が山積だったのですが、
こちらに責任転嫁をするわけでもなく、
謝罪すべきところは謝罪してスムーズな話し合いになり、
良い落としどころを見つけることが出来ました。

 

良く分からない論理で胡麻化そうとか、
そういう心配は無さそうです。
 

中国での交渉が難しい、
台湾は別だと画一的な事を言うつもりはありませんが、
非常に誠実な人が多いなと感じました。

 

まだサンプルが完成していないので
評価は出来ないのですが、
品質的には期待が持てると思われます。

後は価格的な部分を
どう詰めていくかということになります。

 

第一に儲けろという大陸的な発想が少ない分、
日本の様にまずは良い仕事をして
儲けはその次という考えなので、
中国コストに近い価格も望めそうです。

また省力化を進めることにより
コストダウンも可能性があるでしょう。

 

どちらにしても、
ユーザー様にとってベストチョイスとなるように
引き続き調査を続けていきます。

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