中国、ベトナム調達は
旧正月休み(春節、テト)にご注意を

2017年12月13日

12月も半ばになって参りました。

お正月のご予定も
皆さまお考えの事だと思います。

日本では元旦から始まるお正月は
1年に一度のおめでたい日で盛大にお祝いや
パーティーなどがあるかと思います。

ただし、それはアジアで見れば
日本などのごく一部の国のお話です。

中国、韓国、台湾、ベトナムなどは
旧暦の正月を盛大にお祝いします。

中華系の多いシンガポール、
マレーシア、フィリピンなども
国民の休日となっています。

日本で使われる暦(グレゴリオ暦)が
太陽の動きを基にしているのに対して
旧暦は月の満ち欠けを基にしています。

月の満ち欠けは約29.5日なので
1年(×12か月)を通すと
約354日となります。

そのままだと季節とのずれが
生じてくるために、
閏月(うるうづき)を入れて
ずれを修正します。

そのため、年ごとに
正月がずれる事になります。

旧暦の説明が少し長くなりましたが、
中国、ベトナムでは
日本ほど祝祭日が多くないので、
旧正月休みが国民にとっての
最大のイベントとなっています。

また家族団らんのための日となるのが
特徴でもあります。

特に中国では
地方から都会に出て来ている人々は
数日掛けて帰省する人々も多いため
約1か月休暇を取る会社もあります。

また春節が終わった後も
なかなか帰ってこないワーカーもいます。

2018年度は2月16日が春節となるため、
2月中、丸々工場がストップする
と認識しておかれる方が良いでしょう。

 

それは弊社だけでなく他の中国工場、
もしくは中国工場を使っている商社も
含まれます。

そのため、お急ぎの製品に関しては
日本の年末迄にご用命して
いただくことをお勧め致します

 

遅くとも正月明けには
ご依頼を頂きたいです。

春節期間中は日本の協力工場、
もしくは比較的春節休みが短い
台湾の工場を使うなど、
出来る限りの努力を致しますが、
この様な状況にある事を
何卒ご理解頂ければと思います。

 

「春節も大丈夫です。
納期に問題はありません。」


というセールストークは
十中八九ウソですので、
気を付けましょう(^^;

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