ホーチミンローカル工場ナンバーワンかな?

2017年7月28日

まだまだ続くホーチミン工場見学。
続いてもローカル工場に監査に行って来ました。

ずらっと並ぶ真新しい日本製のマシニング、
なかなか日本の工場でも
これだけの設備をしている工場はお目にかかれません。

機械の横には一台一台CAMがあって、ハードもソフトも万端。
5Sもしっかり出来ています。

この設備が工場内で一番大きな設備でした。
X1050,Y530,Z510

検査部には三次元測定器、画像測定器、ハイトゲージ。
キチンと温度の管理も行っていました。

ゲージ類もキチンと管理をしています。
ローカル工場とは思えない設備、管理でした。

 

価格は弊社は安くないよーって
社長も生産管理部長も言ってましたが、
はてさてどうなるやらです。

楽しみです。

 

ロットは1から500くらいまでが得意。
納期は初回約30-45日(ちょっと長い、、、。)

電子部品のパーツを多く製作している
(ベトナム内日系、アメリカ系企業が中心)
輸出は約20%ほど

不良率は社内不良が2%、社外流出は1%未満、だが資料はない。

 

QCは行っているが特にこちらも資料がない。

材料は鉄、真鍮が台湾、ステンレスは日本、インド、アルミは韓国。

中国製はベトナムに入ってくる中国材の質が悪いので使用していないとの事でした。

チタン加工はやっていない。

 

表面処理も近隣の工場でほとんどが対応可能。

公差は±0.01まで対応可能。

 

スタッフの賃金も聞いてみました。

現場経験の無いワーカー約600万ドン(約3万円)大学卒約800万ドン、
CNC技術者700から900万ドン(経験によって違う)、
経験者では1,000万ドンとのこと。

(1VNDは0.0049円で換算)

 

やはりベトナムの賃金はまだまだ安価ですね。

 

まずは見積もりからお願いしていきたいと考えています。

楽しみです(^^)

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