深セン機械加工工場の友人の品質管理

2017年3月10日

深センの協力工場の監査にお客様と行って来ました。

この工場は弊社のメインの協力工場です。社長は日本の製造業出身で現場から品質管理、生産管理、最終的に日系会社の経理にまでなった人物です。

そのため、日本の品質の厳しさを熟知しており、日本の工場との同等の管理体制を敷いています。


これで色んなお客様を連れての5度目の工場監査でした。
様々なお客様をこの工場にお招きし監査をして頂いておりますが、全てのお客様にご満足いただき、良い関係を構築させて頂いています。

 

この社長とは個人的にも親しいので、緊急事態が起こった場合でも社長同士のホットラインがありますので安心です。また、定期的に従業員、外注工場との勉強会を行っているとのことです。

 

どこの会社でも言えることですが、最終的には社長で決まります。
どんなに良い設備を持っていても、
どんなに良い管理体制を敷いていても、
どんなに良い生産管理者がいても、
良いものを作ろうと努力してい
ない社長では良い製品は望めません。


私は彼と話をした時に彼が真摯に対応していると確信した事があります。

 

「この仕事に携わっている限り永遠に品質管理が自分にはついて回るのだ。
 時に逃げ出したくなる事もある。止めてしまいたい事もある。
 社長をやめようと思うことも時にある。」

 

普通の中国人は、この様な事は言いません。
彼は良い製品を生み出すために日夜、終わりなき戦いを続けているのです。

 

「でも、日本と取引している限り、それを永遠に続けていく。」

 

 

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