収益の問題、後継者の無い工場の問題点

2016年6月6日

最近多くご相談頂く内容で多くあるのは国内で長年製品を作ってきてもらっていたが、廃業になり調達が出来なくなったというご相談です。

国内で転注を考えたが全く価格が合わないとのことで、海外調達を視野にいれたご相談です。

安価で良い仕事をして下さっていた気の良い職人さんは高齢の方が多く、廃業される会社、工場も多くあります。正直なところ、海外で価格を調査しても全然合わない場合があります。こんな価格でやっていたら確かに後継者は育たないなと思うことが多々。

収益の良い工場なら跡継ぎを探すのも、さほど難しくはないでしょうが、収益の上がりにくい会社は跡継ぎがいないのが現実です。買い手側も価格も上がられない状況を考えると、致し方のないことなのでしょうが、技術の継承が出来ないのであれば日本にとって損失ですよね。

最近ではM&Aが盛んになって小さな会社も、その対象となって来ていますが、それでも拾えていないでしょう。

僕達に出来る行動は何なのか今後考えて行こうと思います。

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